2010/04/16

バイクの尻痛対策 クッション

一日のウェールズツアーの後半、お尻の痛みに悩まされ、やっぱりクッションが必要だということになりました。

そこで次のツアーを2日後に控え、即席クッションを作ることに。

洗濯して物干しにかかっていた着古しカットソーがよいサイズだったので、それを使うことに。

中身は、ボリュームありすぎで使っていなかった低反発枕。あんこを減らすことで、枕としても使えるように一石二鳥を狙いました♪



まず、両腕部分をカット→


 あとは周りを縫って、枕の中に入っている低反発材を入れるだけ♪


<出来上がり図>


同様に、ランニングシャツを使って後部座席用も作りました。

<出来上がり図>


 ←バイクに載せたところ。

後部座席用は、紐をつけて荷台フレームにくくりつけてあるので、安定しています。


でも、前シートのものは、ちょっとフラフラするかな?ま、いっか…


次の2日間ツアー、乗り切れるかな!?
座り心地・乗り心地は、ツアー談にて。



2010/04/13

可憐な時限爆弾??? 水仙ロードトリップ


長かった冬が終わり…春の日差しまぶしい季節になりました!!

イースターホリデーの最後を飾るべく、ドミネーターで一日トリップへ。
今回は、以前車で回ったことのある、ブラックマウンテンコースをバイクで復習することに。


より大きな地図で Wales One Day Trip from Malvern を表示


まずは、ウスターの隣の州、Hereford(発音が難しい…ヘアフォード?ヘリフォード?)へ。

West Malvern, Ledbury経由で40キロ(25マイル)、2時間


古きよきイギリスの魅力もりだくさんの町。

大聖堂に、中世の世界地図「マパ・ムンディ」 が収められている。
大聖堂の拝観料…無料
「マパ・ムンディ」博物館への入場料…5ポンド


大聖堂のカフェで当地産アップルジュース を飲み一服、一路ウェールズへ。


春風が気持ちよく、道にバイカーがあふれるこの季節、あちこちに「バイク走行注意」の看板が見られる。


道行くバイクを見ていると、純粋にロードトリップを楽しんでいるライダーと、スピード走行に専念している若者と半々くらい…後者はものすごく危ない走りをしていて、この黄色いサインをバイザーに貼り付けてやりたくなる。



ウェールズに入ると、景色がとたんに山がちに…いよいよ、ブラックマウンテンロードへ突入!!


ブレコン・ビーコンズ国立公園の東端のルート、ブラックマウンテンの山道は、StantonからHay-on-Wyeまで30キロ(18マイル)、ゆっくり走ると、所要時間1時間~1時間半くらい。

途中に、 Llantony修道院跡(ホテル&レストラン併設)などの見所もあるが、何といっても一番なのが、山の絶景!



アヒルが散歩している、何とものどかな田舎道。






うねうねとした垣根道から木々の生い茂るプロムナードへ…昼でもちょっと怖い感じ。

道に泥が積もっていることも多く、また突然対向車が現れることもあり、走行には注意が必要です。



道端に、この変てこりんなサインが現れたら、あともう少し。


この後は、ときどき後ろを振り返って、連なる山々の絶景を楽しむのを忘れずに…


つづら折りのブラックマウンテンロードを抜けると、とたんに視界が広がる。
後ろを見ると…こんな感じ。


前を見ると…こんな感じ。

この辺から、毎回おなじみの尻痛を感じ始める…

でも今回は、クッションを持ってきていないので、道端の水仙を堪能して気を紛らせながら一路、マルヴェーンへ。


日本でもおなじみの水仙、イギリスでも春の訪れを知らせてくれる、大切な植物。

11月ごろから、猫も杓子も…といった感じで、みんな「ダファデル(水仙)、ダファデル!」、と言いはじめ、ホームセンターやメールオーダーで 球根を買いあさり、「もう球根は植えた?霜が降りる前に埋めなきゃダメよ」と、近所の人から言われたりする。



その甲斐あって、この時期は花盛り。


これをすべて手で植えたのかと思うと、村の人たちの、地域への深い愛を感じさせられる。

冬の到来を前に、花いっぱいの美しい村を夢見て植える、まさに愛情の時限爆弾…今、それが一気に爆発しているって感じ!

待ち望んだ春を思い切りエンジョイするための、なくてはならない演出
…ごちそうさまです!





ツアーのサマリー
走行キロ数: 171キロ(110マイル)
Malvern出発:11:45
Hereford:13:30
Hay-on-Wye:16:30
Leominster:17:30
West Malvern (dinner): 18:30
Malvern着: 20:00